縮毛矯正とストレートパーマの違い。経歴14年の現役美容師が教えます


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縮毛矯正やストレートパーマとは?

美容院によって言葉の定義は多少異なりますが、おおよそ8割以上のお店では

縮毛矯正=地毛のクセやうねりが強い人が、薬剤の力と熱(アイロンや特殊なブラシを使ったブロー)の力で髪を真っ直ぐにする施術

ストレートパーマ=地毛のクセやうねりが弱い人(あるいは、人工的なパーマをかけている人)が、熱を使わず薬剤の力だけで髪を真っ直ぐにする(パーマを落とす)施術

といった言葉の使い分けをしています。

なお、縮毛矯正とストレートパーマ、どちらも

髪の毛を柔らかい状態にする1剤
髪の毛を元のハリのある状態にする2剤

2つの薬剤を使って施術を行いますが、それぞれの施術内容は若干異なります。

縮毛矯正の場合は、1剤で髪の毛を柔らかい状態にした後、熱(アイロン)の力で髪を伸ばし、最後に2剤で柔らかくなった髪の毛を元のハリのある状態に戻します。

一方で、ストレートパーマの場合は、1剤で髪の毛を柔らかい状態にした後、熱の力は使わず、コーミング(クシでとかすこと)だけで髪を伸ばし、最後に2剤で髪を元の状態に戻します。

縮毛矯正とストレートパーマは、どちらもクセを伸ばし、髪を真っ直ぐにするヘアメニューですが

「施術時にアイロン等で熱を加えるか、加えないか?」

という大きな違いがあります。


縮毛矯正やストレートパーマのメリットは?

それぞれの意味や施術の違いを理解したところで

「…じゃあ、縮毛矯正とストパーには、どんなメリットがあるの?」

という点を簡単にまとめておくと

といった点が挙げられます。

縮毛矯正のメリット

1. ストレートパーマよりもクセをしっかり伸ばすことができる

縮毛矯正は、施術時にアイロンを使い、熱を加えて髪を伸ばすため、ストレートパーマでは伸ばせないクセやうねりも、しっかりと伸ばすことができます。

特に地毛のクセやうねりが強く、毎朝のスタイリングに悩む人にとって

頑固なクセを伸ばして操作性の良いストレートヘアを手に入れることができる

という点は縮毛矯正の大きなメリットです。


ストレートパーマのメリット

「頑固なクセやうねりをしっかり伸ばせるのであれば、わざわざストレートパーマを使わなくても、縮毛矯正だけでこと足りるのでは?」

…と思うかもしれませんが

実はストレートパーマにも、縮毛矯正には無いメリットが存在します。

1. 縮毛矯正よりも、ぺちゃんこになり過ぎない

「髪質的に縮毛矯正でクセを伸ばし過ぎるとぺちゃんこになりやすい…」

そんな場合は、縮毛矯正ではなくストレートパーマを選択することで、髪がぺちゃんこになり過ぎず、より自然な仕上がりでクセやうねりを伸ばすことができます。


2. 毛量が多い人は自然にボリュームダウンができる

逆に「毛量が多く、クセはそこまで伸ばさずに適度にボリュームダウンしたい…」

そんな場合にも、縮毛矯正ではなくストレートパーマを選択することで、より自然な仕上がりでボリュームダウンを狙うことができます。


3. パーマを落とすことができる

また「美容院でかけたパーマを落として、元の真っ直ぐな状態に戻したい…」

…という場合も、人工的なウェーブやカールは熱の力を加えずに元のストレートヘアに戻すことができるため、縮毛矯正ではなくストレートパーマが最適なヘアメニューとなります。


縮毛矯正やストレートパーマのデメリットは?

「…でも、メリットばかりじゃなくて、もちろんデメリットもあるんでしょ?」

おっしゃるとおり、メリットの多い縮毛矯正やストレートパーマにも、デメリットが存在します。

まず、縮毛矯正とストレートパーマ、どちらにも共通する3つのデメリットとして

といった点が挙げられます。

縮毛矯正とストパーのデメリット(共通)

1. 美容院の施術で髪への負担(ダメージ)が最も大きく、リスクも高い

縮毛矯正とストレートパーマは、どちらも

美容院で行うメニューの中で、髪への負担(ダメージ)が最も大きく、リスクも高い施術

であり、施術時には最大限の配慮が求められます。

なお、縮毛矯正とストレートパーマは、クセを伸ばす過程でアイロン等で熱を加える・加えないという違いがありますが

髪を柔らかくする1剤(薬剤)を使うこと自体が、髪へのダメージを大きくする最大の要因であるため

アイロンの有無に関係なく、どちらとも髪への負担が非常に大きなヘアメニューであることに変わりありません。

※縮毛矯正の場合は、薬剤に加えて、プラスアルファ高熱のアイロンでプレスするため、髪へのダメージはストレートパーマよりも、やや大きくなります。