知らなきゃマズい。縮毛矯正前後のシャンプー、手順・順序・タイミング

キャリア16年の
美容師があなたの
髪の疑問や悩みに
本音で答えます。

 宇野 和弘|Kazuhiro Uno

回答者プロフィール:
表参道、渋谷の有名美容室4店舗を経験。キャリア16年。毛髪、薬剤知識が豊富。得意分野はカラーリングと縮毛矯正。丁寧なカウンセリングをベースにしたカットでスタイルを作り、併せて最適なヘアケアを提案。特に30〜40代の美意識の高い大人の女性から評価を頂き、様々なメディアでその活動を取り上げて頂いています。

友だち追加

1,333人がmonohair 宇野和弘を
「友だち追加」しています。

この記事の目次

縮毛矯正する前・かける前、前日は先にシャンプーする?

縮毛矯正前はシャンプーあり・なしどちらでもOK

答え縮毛矯正前のご自宅でのシャンプーは、あり・なし、どちらの状態でご来店頂いても構いません。

例えば、お昼スタートで縮毛矯正の予約を入れた場合、朝シャン派の方であれば、朝シャンプーしてから美容院にお越し頂いて構いませんし、夜シャン派の方であれば前日の夜にシャンプーした状態で美容院にお越し頂いて構いません。普段のライフスタイルどおりのままで問題ありません。

「……でも、なんでどっちでも大丈夫なの?」

縮毛矯正の際には、髪が濡れた状態・素のままの状態で「どれほど地毛のクセが強いのか?」を判断するため、一部例外を除き、ほぼ全ての美容院で、カウンセリングの延長として施術前に必ずシャンプーを行います。

このプレシャンプーの時点で、髪がリセットされ、同じ状態になるため、ご自宅でのシャンプーあり・なし、どちらの状態でご来店頂いても構いません。

補足1

なお、初めて利用する美容院、かつ、近所にある店舗に行く場合などは、髪をセットせず、スタイリング剤もつけず、ドライヤーで乾かしただけでクセがモロに出ている状態、いわゆる髪がすっぴんに近い状態で美容院に行くことも一つの手です。

この場合、髪が濡れた状態だけでなく、完全に乾いた状態でのクセの出方も担当の美容師に見てもらうことができるため、よりカウンセリングしてもらいやすくなります。

ただし、髪をセットせずに外を歩くことに抵抗を感じる場合は、無理してセットなしの状態にする必要はありませんし、抵抗感がある方や美容院までの距離が遠い場合などは、もちろん普段どおり髪をセットしてからご来店頂いて構いません。

補足2

また、定期的に通い、担当の美容師に地毛のクセの強さを把握してもらっている場合で、なおかつ、美容院の直前にシャンプーをしてスタイリング剤も一切ついていない場合、例外的に施術前のプレシャンプーなしで縮毛矯正の施術に入る場合もあります。

この場合、お客様の施術時間を短縮することや二度手間を避けるために、水スプレーで髪を濡らすだけで施術に入る場合もあります。

縮毛矯正後のシャンプー、何時間後・何日後から大丈夫?期間はいつまで我慢?

縮毛矯正後のシャンプーは24時間(丸1日)経過後が理想

答え様々なリスクや可能性を考慮して、縮毛矯正後のシャンプーは24時間(丸1日)が経過してから行って頂くことが理想です。

……というのも、縮毛矯正は

1.薬剤で髪の毛を柔らかい状態にする(1剤)
2.アイロン・ブラシの熱処理でクセを伸ばす
3.別の薬剤で髪の毛を元のハリのある状態に戻す(2剤)

といった工程をとりますが「1」でいったん柔らかくなった髪は、「3」で薬剤を塗っても、すぐに元のハリのある状態に戻るわけではなく、時間の経過とともに徐々に元のハリのある状態へと戻っていき、キレイなストレートヘアとして固定されていきます。

言い換えれば、完全にハリのある状態に戻るまで24時間程度は髪が不安定な状態になるため、この不安定な期間に髪に刺激を与えたり、シャンプーをすることは、あまりおすすめできません。

そのため、縮毛矯正後、24時間(丸1日)はシャンプーできないことを踏まえ、そこから逆算したスケジュール・計画を立てて縮毛矯正の施術を行うこともおすすめです。

例えば、縮毛矯正の施術直後に、焼き肉を食べに行くことや、タバコの臭いがつきやすい居酒屋に行くなど、髪に匂いがついてしまうような行為は避けること。

また、施術直後にジムやヨガ、軽い運動など、汗をかいてしまうシチュエーションを避けて頂くことも効果的です。

縮毛矯正直後や当日・かけた日の夜はシャンプーを避ける

もちろん、施術から24時間はシャンプーしないことが理想なので、縮毛矯正直後のシャンプーや施術したその日の夜はシャンプーを避けるようにして下さい。

「……でも、当日でもシャンプーOKっていう話も聞きますが、どうなんですか?」

確かに最近では、縮毛矯正に使われる薬剤も改良が進み、美容院で使われる縮毛矯正剤は、どのメーカーのパンフレットにも「施術後、即日シャンプーしても問題ありません」といった記載があります。

ただし、私自身16年近いキャリアで毎年のべ2,000人近いお客様を担当し、その中で縮毛矯正も数多く担当し、まわりの美容師とも情報交換をしますが、その経験上、24時間以内のシャンプーでうねりが出てしまったり、お直しが必要になるケースはゼロではありません。

そのため、万一のリスクなど様々な可能性を考慮すると、やはり縮毛矯正直後のシャンプーや当日の夜はシャンプーを避けて頂くことがおすすめです。

縮毛矯正後のシャンプー、翌日の朝、12時間後でも注意

なお、縮毛矯正を行った次の日の朝でも、まだ24時間が経過していなければ、なるべくシャンプーは避けて頂くこと。やはり、24時間が経過するまで我慢して頂くことがおすすめです。

例えば、6月1日夕方16時頃から美容院に行き、縮毛矯正を含む全ての施術を終えたのが夜19時だった場合、次の日(6月2日)の朝7時の段階では、施術からまだ12時間程度しか経過していないことになります。

この場合、施術後から24時間が経過していないため、なるべくシャンプーを我慢して頂くこと。やはり24時間が経過する6月2日の19時以降にシャンプーをして頂くことがおすすめです。

縮毛矯正後のシャンプー、48時間(丸2日)待つのは昔の話

また、縮毛矯正後のシャンプーについてネットで調べると「縮毛矯正後のシャンプーは48時間(丸2日)から」といった話も見つかりますが、それらは、もはや昔の話。そこまでシャンプーを我慢する必要はありません。

確かに2000年〜2001年頃までは、縮毛矯正剤を出しているどのメーカーからも「縮毛矯正後、48時間(丸2日)はシャンプーしないで下さい」というアナウンスが出ており、それがスタンダードでした。

一方で、現在は縮毛矯正に使われる薬剤も改良が進み、また、美容師自体の技術も向上しているため、48時間(丸2日)もシャンプーを我慢する必要はありません。

すでにお伝えしたとおり、施術後24時間程度が経過していれば、シャンプーして頂いて構いません。

縮毛矯正後のシャンプー、72時間(丸3日)待つのも昔の話

同様にネットで調べると縮毛矯正後のシャンプーに関して72時間(丸3日)後といった話も見つかりますが、これもやはり20年近く前の話。

今は薬剤・美容師の技術ともに向上しているため、それだけ長い時間シャンプーを我慢する必要はありません。

夏の縮毛矯正後、シャンプーなしお湯シャンや水洗いは?

縮毛矯正後、24時間以内はお湯シャンや水洗いも避ける

答えやはり縮毛矯正後、24時間以内は髪が不安定な状態にあり、刺激を与えることは好ましくないため、シャンプーなしのお湯シャンや水洗いもなるべく避けて頂くことが理想です。

ただし、夏場で汗を大量にかいてしまう場合など、やむを得ない理由がある場合は、なるべく刺激にならないよう優しく洗うことを条件に、シャンプー無しのお湯シャンや水洗いだけなら、百歩譲ってやって頂いても構いません。

ただし、この場合もシャンプーを使ってしまうと縮毛矯正後の不安定な髪のバランスが崩れたり、過度な刺激を与えることになってしまうため、シャンプーは使わないこと。あくまでシャンプーなしのお湯シャンや水洗いのみで、すすぐだけにとどめて下さい。

縮毛矯正後に洗顔で髪が濡れてしまうのは大丈夫?

前髪や顔周りが濡れたまま放置は絶対にNG

答え洗顔で髪が濡れることは、ある程度やむを得ないことですが、濡れたまま放置することは絶対にNGなので、すぐに乾かすことが重要です。

縮毛矯正後、24時間は髪を濡らしたり、刺激を与えたりすることは禁物ですが、女性の場合は特に、縮毛矯正直後であってもメイク落とし・洗顔が必要になりますし、洗顔時には、どれだけ気を使ったとしても顔周りの髪や前髪の内側が濡れてしまうことは避けられません。

この場合、顔周りが少しだけ濡れてしまうことは、ある程度やむを得ないとしても、濡れたまま放置することは絶対にNG。すぐに髪を乾かして、なるべく濡れている時間を短くするよう注意して下さい。

縮毛矯正後に間違ってシャンプーをしちゃった場合は?

できる限りすぐに乾かし、その後は刺激を与えない

答え縮毛矯正後、間違ってシャンプーをしてしまった場合は、できる限りすぐに乾かすこと。ストレートアイロンなどを入れ直す必要はありませんが、しっかりと髪をブローすることが重要です。

また、髪を乾かした後は、髪を縛る・結ぶ・耳にかけるなど、刺激を与える行為も避け、24時間経過することを待つようにして下さい。

シャンプーで縮毛矯正が落ちる・とれる・うねりが戻る場合の対処法は?

直後のシャンプーで縮毛矯正が取れたらお直しの相談を

答え縮毛矯正直後のシャンプーで、縮毛矯正が落ちる・とれる・うねりが戻る場合は、縮毛矯正のかけ直しをする必要があります。すぐに施術してもらった美容院(美容師)に連絡してお直しの相談をして下さい。

特に自然な縮毛矯正を狙って、あえて弱めの薬剤でクセを伸ばした場合や、単純に美容師のミスで縮毛矯正のかかりが甘い場合、縮毛矯正後、まだ24時間が経過していない状態でシャンプーをしてしまうと、縮毛矯正が落ちる・とれる・うねりが戻る可能性が高くなります。

この場合、対策としては、通常の縮毛矯正と同じアプローチを再度行って(かけ直して)、クセやうねりを再度真っ直ぐに伸ばしていくやり方が基本となります。

意図して、弱めの薬剤で縮毛矯正をかけていない場合、基本的には美容師側のミスが原因であるため、担当の美容院や美容師に誠意ある対応をお願いして下さい。

縮毛矯正後シャンプーで臭いが取れない場合の対処法は?

2〜3日以内であれば、多少の臭い残りはやむを得ないもの

答え使用する薬剤にもよりますが、縮毛矯正後2〜3日程度は、多少の臭い残りが起きてしまうことは、ある程度やむを得ないものであり、施術後、2〜3日で中和され、徐々に臭いも無くなっていくものだと、ご理解下さい。

3日以上経過後も嫌な臭いが残る場合は、美容師側のミス

ただし、3日以上が経過しても臭いが取れず、枯れ葉が焼けたような嫌な臭いが残ってしまう場合は、縮毛矯正時に薬剤の流し方が甘かったり、髪内部に浸透し過ぎてしまうなど、美容師側のミスで薬剤(1剤のアルカリ)が髪内部に残ってしまっていることが考えられます。

一度、この状態になってしまうと、少なくとも1週間程度。長い場合2〜3週間はなかなか臭いを取ることができません。

日々のシャンプーを繰り返しながら、時間の経過とともに自然と臭いが無くなっていくのを待つこと。それ以外に、あまり有効な解決方法が無いことを、ご理解下さい。

次回以降は、嫌な匂い残りを防ぐためには、シャンプー台にマイクロバブルや炭酸泉など、薬剤に含まれるアルカリを除去をする装置を導入している美容院を選ぶことがポイントです。

縮毛矯正後のシャンプー、正しい洗い方・やり方は?

縮毛矯正後の正しいシャンプーの仕方

答え基本的には、縮毛矯正後であっても、下記の流れ・通常どおりのやり方で髪を洗って頂いて構いません。

効果的なシャンプーの仕方

シャンプー前の予洗いが重要なので、まずはシャワーを背にして90〜120秒数えながら(1分半〜2分程度かけて)入念にすすぎます。

この際、髪ではなく頭皮を洗うイメージで、地肌を優しくこすりながらすすいでいきます。

※なお、すすぎは長ければ長いほどいいので、時間に余裕がある時は、3分〜5分くらいかけて頂いても構いません。

その後、シャンプーは何プッシュもせずにワンプッシュだけを手にとって、軽く手のひらに馴染ませてから洗髪していきます。

ワックスやヘアオイルなど、スタイリング剤をたっぷりめに使う方も、一度に何プッシュもして大量のシャンプーで洗うのは効果的でないためNG。

あくまでワンプッシュのシャンプー&すすぎを1セットとして、泡立ちが悪い場合に必要に応じて、1セット×2回と、シャンプー&すすぎの回数を増やすのが、髪を上手く洗うコツです。

また、この際、特に髪が細い方は、縮毛矯正によるダメージ・キューティクルの剥がれによって、髪は繊細かつ・絡みやすい状態になっています。

ガシガシと洗ってしまうと、余計な摩擦が起きたり、髪が絡んで頭皮や髪自体に負担をかけてしまうため、シャンプー時も地肌を優しくこするイメージで洗うことがポイントです。

シャンプー後のすすぎも、1分半〜2分半程度の時間をかけてしっかり入念に行います。

その後、髪の毛を絞って水分を落としてから必要に応じてトリートメントを付けていきます。

この際、頭皮を避けて中間から毛先だけを中心につけること。また、髪1本1本にトリートメントが行き渡るイメージで、細かく毛束を取りながらつけていくことがポイントです。

トリートメント後は、ややぬめりが残る程度、指通りが良い状態を残しつつすすぎます。

縮毛矯正後のシャンプー、ドライヤーでの乾かし方

シャンプー後は、時間を置かずに、なるべく素早く髪を乾かすことも非常に重要です。髪は濡れている状態が一番傷みやすいため、ビショビショのまま放置したり、自然乾燥は絶対にNG。

ドライヤーですぐに乾かすことがホームケアでは何より重要です。

なお、乾いた状態ではサラサラに感じる縮毛矯正後の髪も、濡れた状態では摩擦が起きやすく、えり足などは特に絡みやすい状態になっています。

そのため、タオルで水気をしっかりととった後は、すぐにドライヤーを当てるのではなく、多少濡れている状態で、いったんクシでしっかりと髪をとかしてあげること。摩擦や絡みやすさを軽減したうえでドライヤーを当ててあげることも重要です。

洗い流さないアウトバストリートメント、つけ過ぎは禁物

また、ヘアケアの優先順位はあくまで、シャンプー>洗い流すトリートメント>洗い流さないトリートメントの順であり、縮毛矯正後の髪であっても、本来は、アウトバスを使わず、お風呂場でのシャンプーと洗い流すトリートメントだけで完結するのが理想です。

もちろん、アウトバスばかりにお金と時間をかけてしまうのは本末転倒ですし、洗い流さないヘアケアのつけ過ぎ・頼り過ぎは禁物。

特に縮毛矯正後の髪にアウトバスをつけ過ぎてしまうと、施術によるダメージ・キューティクルの剥がれによって、アウトバスの皮膜が余計に残留しやすく、ベタつきや頭皮のコンディションを悪化させる要因にもなるため注意が必要です。

縮毛矯正後の髪であっても、どうしても指通りや操作性が悪い場合のみ、やむを得ず、ごく少量のみ、オプションとして洗い流さないヘアケアを使うようにしてください。

なお、縮毛矯正後の髪に洗い流さないヘアケアを使う場合は、タオルドライで水気をとった後、多少濡れている状態でコーミングをする前後に髪に馴染ませてからドライヤーをするのが効果的な使い方です。

縮毛矯正後のシャンプー頻度は毎日で大丈夫?何回洗う?

縮毛矯正から24時間経過後は毎日1日1回の頻度で洗う

答えすでにお伝えした通り、縮毛矯正後、24時間(丸1日)は髪が不安定な状態になるため、シャンプーを避けていただき、施術から24時間が経過した後は毎日1日1回の頻度で洗うようにして下さい。

「……でも、縮毛矯正後のシャンプーを毎日やっても、縮毛矯正はとれないの?」

縮毛矯正は、薬剤+熱の力で髪の形を大きく変える施術であり、一度、しっかりと縮毛矯正をかけた箇所は、その部分がカットでなくなるまで効果が持続します。

もちろん、毎日シャンプーをしても、一度かけた縮毛矯正がとれる・戻るといったことはありませんし、むしろ、頭皮の状態を清潔、かつ、良い状態に保つためには毎日シャンプーして頂くことが重要です。

なお、シャンプーをしても縮毛矯正がとれる・戻るといったことはありませんが、洗浄力・脱脂力の強い商品で1日に2回以上シャンプーをしてしまえば、頭皮の油分を取りすぎて、それが頭皮環境の悪化につながるケースもあるため注意が必要です。

仮に朝晩で1日2回お風呂に入る方でも、例えば、朝の寝癖直しはシャンプーを使わずに、すすぎだけで行って頂くこと。

また、洗浄力・脱脂力の強すぎる商品は避け、マイルドな洗浄力のシャンプーを使って頂くなど、皮脂のとりすぎ・洗いすぎを避けて頂くことも重要です。

縮毛矯正直後にワックス。当日シャンプーしていいの?

ワックスがついていても24時間はシャンプーしない

答えすでにお伝えした通り、縮毛矯正後、24時間(丸1日)は髪が不安定な状態になるため、仮にワックスがついていても当日のシャンプーは避けていただき、施術から24時間が経過した後にシャンプーで洗い流すようにして下さい。

なお、ワックスをつけたまま寝ることに抵抗感がある場合は、縮毛矯正後24時間はシャンプーできないことを踏まえ、縮毛矯正当日のスタイリング剤は避けていただくことが効果的です。

また、スタイリング剤なしの髪で美容院から帰宅することに抵抗感があるなど、やむを得ず縮毛矯正直後にスタイリング剤を使いたい場合も、セット力は落ちますが、ほぼベタつくことのないヘアミルクのようなスタイリング剤をごく少量だけ使って頂くことで、就寝時の不快感を多少なりとも軽減することもできます。

縮毛矯正後のシャンプーで抜け毛が多い。なぜですか?

抜け毛に見えるものの正体は切れ毛や断毛した髪

答えそれは抜け毛ではなく、切れ毛です。

縮毛矯正は、頭皮に直接薬剤を塗るのではなく、あくまで根元部分から1センチ程度の間隔を空け、髪の毛に対してだけ薬剤+熱の力で働きかけてクセを伸ばす施術です。

一方で、地肌や毛根に直接働きかけるヘアメニューではないため、縮毛矯正が直接的な原因となって抜け毛が増えることはありません。

ただし、縮毛矯正は美容院で行う施術の中でも最大級に髪への負担やダメージが大きいヘアメニューであり、薬剤反応や熱処理を過剰に行うことで、髪が施術のダメージに耐えられず、髪の中間部分などから切れてしまう切れ毛・断毛と呼ばれる状態になってしまうことがあります。

おそらく、この切れ毛が、縮毛矯正後のシャンプーで抜け毛のように見える髪の正体です。

切れ毛・断毛が起こっている場合は、すぐに担当の美容師に相談するようにして下さい。

また、以後、髪に負担やダメージとなるような施術は当分のあいだ避けて頂くこと。また、日々のヘアケアに力を入れていくことも重要です。

縮毛矯正後のシャンプー、相性が良くダメージケア&長持ちする商品の種類や選び方は?

縮毛矯正後、洗浄力の強い硫酸系・石鹸系シャンプーはNG

答え洗浄力が強すぎるシャンプーを使い続けてしまうと、縮毛矯正後の髪のコンディションが落ちやすくダメージの進行も大きくなるため注意が必要です。

例えば、配合量の多い順に表記されるシャンプーボトル裏面の成分表で、ラウリル硫酸〜、ラウレス硫酸〜、オレフィンスルホン酸〜、石けん、カリ石けん、スルホコハク酸〜、といった硫酸系・石けん系などの成分が最初の方に書かれている商品は、洗浄力がかなり強くなります。

また、流行りのアミノ酸系シャンプーであっても、例外的に洗浄力・脱脂力が強い、ラウロイルサルコシン〜、ココイルメチルタウリン〜、といったサルコシン系・タウリン系の成分が上位に書かれている場合、アミノ酸系と言いつつ、洗浄力は強めの商品であるため、注意が必要です。

洗浄力が強すぎる商品は避け、マイルドなタイプのシャンプーを選んで頂くことが重要です。

なお、下記の漫画の中でもこの辺り、詳しく紹介しています。併せて参考にしてみて下さい。

縮毛矯正後のシャンプー、ノンシリコンorシリコン?

選ぶべき高品質なシャンプーは、ほぼノンシリコンです

答え2012年頃に始まったノンシリコンブームを背景に、最近では、美容師が普段から愛用するような高品質なシャンプーは、そのほとんどがノンシリコンタイプの商品となっています。

そのため、縮毛矯正後に使える高品質なシャンプーを選ぼうと思えば、必然的にノンシリコンタイプの商品を選ぶことになります。

セット販売のトリートメントに重めのシリコンがある場合も

ただし、最近ではシャンプーはノンシリコンと言いつつ、セット販売されているトリートメントに、見せかけのサラツヤ感を演出するためのコーティング剤(質の悪いシリコンなど)がたっぷり重めに入っているケースも多くあるため注意が必要です。

例えば、メチコン・シロキ・シリル・シランといった名称が含まれるものがシリコンを意味しますが、ジメチコンなど代表的なシリコンが成分表の最初の方に書かれているトリートメントは、シリコンがたっぷり重めに入っており、コーティング力がかなり強くなります。

質が良く、適量を使う分にはメリットも多いシリコンですが、質が悪いものを大量に使ってしまうとデメリットも大きく、髪のコンディション落としやすくなってしまうので、あまりにコーティング力が強い商品は避けて頂くことが重要です。

縮毛矯正後のシャンプー、オーガニック・ボタニカルは?

オーガニック・ボタニカルで商品を探すと失敗しやすい

答えオーガニック・ボタニカルという言葉でシャンプーを探してしまうと、商品選びに失敗しやすいため注意が必要です。

というのも、シャンプー業界で言われるオーガニック、ボタニカルという言葉は、かなり曖昧な定義で使われており、オーガニックやボタニカルと言いつつ、洗浄力や脱脂力がかなり強めの成分をメインに使っているシャンプーも多くあります。

そのため、オーガニック・ボタニカルといった言葉にあまりとらわれすぎずに、シャンプーで一番重要な洗浄成分の強さや、セット販売されているトリートメントのコーティング力の強さなどを見極めていくことが重要です。

縮毛矯正後のシャンプー、弱酸性のアミノ酸系がいいの?

アミノ酸系の中でもマイルドな洗浄力の商品を選ぶ

答え数あるアミノ酸系の中でもマイルドな洗浄力の商品を選ぶことがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは弱酸性&低刺激。頭皮と髪を優しく洗い上げることができますが、一言にアミノ酸系シャンプーと言っても様々な商品があり、中には、例外的に洗浄力・脱脂力が強い、ラウロイルサルコシン〜、ココイルメチルタルン〜といったサルコシン系・タウリン系の成分が上位に書かれ、アミノ酸と言いつつ洗浄力は強めの商品もあるため注意が必要です。

また、弱酸性シャンプーを売り文句にしているシャンプーの中にも、弱酸性と言いつつ、洗浄力がかなり強い硫酸系の洗浄成分メインのシャンプーもあるため注意が必要です。

なお、硫酸系はもちろんのこと、アミノ酸系でもサルコシン系・タウリン系の成分を使用せず、マイルドな洗浄成分のみを使用した美容院専売品と同じ品質でネットでも買える商品も紹介しておきます。

ちなみに私自身も普段使いしている、おすすめのシャンプー、トリートメントです。

↓↓↓

見せかけのサラツヤでごまかさない 硫酸系フリーノンシリコンシャンプー レビュー
…もっと読む

なお、下記の「知らなきゃマズい。縮毛矯正とストレートパーマの基礎と絶対にダメな事」という記事の中で、

縮毛矯正の基礎知識や絶対にやってはダメなことを詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

↓↓↓

monohair2
知らなきゃマズい。縮毛矯正とストレートパーマの基礎と絶対にダメな事
…もっと読む

縮毛矯正やストレートパーマの基礎知識

基礎知識ページの目次


縮毛矯正やストレートパーマの関連記事


よく読まれている記事

kazuhiro_uno

monohair_blog「美容師300人に愛用シャンプーを聞いてプロが選ぶ本当のおすすめ人気ランキングを調べてみた…続きを読む


kazuhiro_uno

monohair_blog「漫画:髪の毛で一番やっちゃダメなこと…続きを読む


kazuhiro_uno

monohair_blog「プロが白髪染めを徹底解説。経歴16年の現役美容師が教えます…続きを読む


kazuhiro_uno

monohair_blog「知らなきゃマズい。縮毛矯正とストレートパーマの基礎と絶対にダメな事…続きを読む


kazuhiro_uno

monohair_blog「美容師が独立3ヶ月で月商100万円。激戦エリアでホットペッパー無し。個人メディアと1人営業で集客してみた…続きを読む


お客様の声

kazuhiro_uno

costomer_testimonial「傷んでまとまらなくなった髪に悩み、美容院を転々としていた時に表参道のお店で宇野さんにお会いしました…続きを読む


kazuhiro_uno

costomer_testimonial「宇野さんには、約8年間担当いただいております。初めて担当いただいた時、初めて美容師さんに辛口な…続きを読む

お客様の声をもっと見る


お客様の施術事例


monohair2monohair2
monohair2monohair2
monohair2monohair2
monohair2monohair2

髪のこと気軽にご質問下さい。 24時間365日いつでも受付中です。

 LINEで質問する
 Facebookで質問

↓過去の質問をキーワードで検索

2018-10-25 | Posted in 縮毛矯正Comments Closed 

関連記事

ご予約はこちら
トップへ戻る