知らなきゃマズい。縮毛矯正+カラーの基礎と絶対にダメな事

キャリア16年の
美容師があなたの
髪の疑問や悩みに
本音で答えます。

 宇野 和弘|Kazuhiro Uno

回答者プロフィール:
表参道、渋谷の有名美容室4店舗を経験。キャリア16年。毛髪、薬剤知識が豊富。得意分野はカラーリングと縮毛矯正。丁寧なカウンセリングをベースにしたカットでスタイルを作り、併せて最適なヘアケアを提案。特に30〜40代の美意識の高い大人の女性から評価を頂き、様々なメディアでその活動を取り上げて頂いています。

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この記事の目次

縮毛矯正とカラーはどっちから優先順位をつけてやる?

先に縮毛矯正→別日にカラーの順番が理想のやり方・手順

答え「縮毛矯正でしっかりとクセを伸ばしつつ、同時にヘアカラーで色味も入れたい場合、先に縮毛矯正でクセを伸ばしてから→別日にカラーの順番が理想の流れです。

理想の流れ
縮毛矯正カラー


カラー→縮毛矯正の順序や流れだとカラーの色が落ちる

反対に、先にカラーを入れた後→1〜2週間ほどの短い間隔で後から縮毛矯正の順で施術を行ってしまうと、縮毛矯正で使う髪を柔らかくする薬剤(通称1剤)を塗った際に、先に入れたカラーの色が落ちてしまう。

結果として、思っていたよりも明るくなってしまうなど、狙った色味が出せないことが多々あるため注意が必要です。

先にカラー→縮毛矯正の場合は1ヶ月後に

なお、すでにカラーを入れてしまっている髪に対して、後から縮毛矯正を行いたい場合は、最低でも両者の施術間隔を1ヶ月以上あけるようにしてください。

縮毛矯正とカラー、両方の間隔が1ヶ月以上空く場合は、カラーで入れた色味が縮毛矯正の薬剤で落ちたり、明るくなったりすることはありません。

縮毛矯正とカラーは最低何日の間隔・期間・日数あける?

縮毛矯正後のカラーは1週間〜2週間後のタイミングで

答え縮毛矯正とカラーは別日で、できれば1週間〜2週間ほどの間隔を空けて、縮毛矯正→カラーの順番で行って頂くことがおすすめです。


……というのも、髪の毛はダメージすればするほど、カラーの品質(クオリティ)は落ちやすく、狙った色味をキレイに出すことや、色落ちを避けることが難しくなります。

もちろん、髪への負担・ダメージが最大級に大きい縮毛矯正をやりつつ、そのすぐ後にカラーを入れようと思えば、両方の薬剤が髪に与える負担や影響を考慮する必要がある。

狙える色味やトーン(明るさ)にも、ある程度の制限が出てきてしまいます。

縮毛矯正直後や翌日、2日後〜3日後のカラーは避ける

そのため、縮毛矯正直後(当日)や翌日、2日後〜3日後のカラーはできる限り避けて頂くこと。

二度手間にはなってしまいますが、縮毛矯正後、カラーまで1週間〜2週間ほど空けて頂くことで、ヘアメニューとして品質(クオリティ)が極端に落ちることも無く、髪への負担やダメージも最小限に抑えることができます。

縮毛矯正+カラーを同じ日に一緒(同時)にできる?

原則、縮毛矯正の当日にカラーを入れることは可能です

答え先に縮毛矯正でクセを伸ばし、その後1〜2週間あけてから別日にカラーを入れることが理想ですが、なるべく手間を省きたいなど、やむを得ない理由がある場合、縮毛矯正とヘアカラーを同時に行なうことも可能です。

ただし、施術前の髪の明るさや傷み具合、狙っていくカラーのトーン(明るさ)によっては、縮毛矯正とカラーを同時にできない場合もあるため、注意が必要です。

補足:
なお、厳密に言うと、カラーと縮毛矯正の同時施術は薬事法的にNGです。

ただ、この辺り、かなり曖昧(あいまい)なグレーゾーンで、実際は「カラー+縮毛矯正」というメニューやクーポンを提供している美容院がほとんどです。

実はかなりデリケートな話という前提で参考にして頂ければと思います。

同時に縮毛矯正+カラーはダメージや傷みへの耐性が必要

原則として、縮毛矯正とヘアカラーを同時に行なうことは可能ですが、髪が両方のダメージに耐えられない場合、同時施術はできません。

施術日を分ける、あるいはどちらか一方をあきらめる必要があります。

……というのも

知らなきゃマズい。縮毛矯正とストレートパーマの基礎と絶対にダメな事」の中でも紹介しましたが、縮毛矯正は、美容院で行うヘアメニューの中で、髪への負担やダメージが最も大きく、リスクも高い施術です。

また、ヘアカラーも、おしゃれ染めだろうと白髪染めだろうと、確実にダメージが発生する施術。

「髪を明るくすること」=「髪内部のタンパク質やメラニン色素を破壊しながら明るくしていくこと」なので、カラーのトーンを明るくするほど、比例して髪への負担やダメージも大きくなるヘアメニューです。

当然、この2つの施術ダメージに髪が耐えられない場合は、縮毛矯正とカラーの施術日を分ける、あるいはどちらか一方(もしくは両方)をあきらめる必要があります。

縮毛矯正+カラー。傷みやダメージはどれくらい?

例えば、過去に縮毛矯正やカラーの履歴が無く、全く傷んでいない髪のダメージレベルを0(ゼロ)。

切れ毛やビビリ毛になってしまうダメージレベルを100と仮定します(※数値はあくまで参考値です)。

ダメージレベル
ダメージ
レベル
縮毛矯正やカラーの履歴が無く、全く傷んでいない髪0
切れ毛やビビリ毛になってしまう状態100

また、施術ごとに加わるダメージをそれぞれ…

施術ごとに加わるダメージ
ダメージ
レベル
縮毛矯正
(全体にかけた場合)
+50
5トーン以下のカラー
(地毛の明るさ。髪色を暗くする場合)
+10
6〜7トーンのカラー
(地毛より少し明るい)
+20
9トーンのカラー
(明るすぎず、暗すぎず)
+30
12〜13トーンのカラー
(ブリーチなしの限界値)
+40
15トーン以上のカラー
(ブリーチ必須で、かなり明るめ)
+50

…と仮定します。

この場合、全く傷んでいない髪に、縮毛矯正+カラー(6〜7トーン)であれば……

施術ごとのダメージレベル
ダメージ
レベル
縮毛矯正やカラーの履歴が無く、全く傷んでいない髪0
縮毛矯正
(全体にかけた場合)
+50
6〜7トーンのカラー
(地毛より少し明るい)
+20
合計=70

……となり、ダメージレベルの合計は70。

確かに髪への負担やダメージは大きくなりますが、切れ毛やビビリ毛になるダメージレベルの100を超えることはないため、縮毛矯正とカラーの同時施術は可能となります。

一方で、たとえ全く傷んでいない髪であっても、縮毛矯正+カラー(12〜13トーン)であれば……

施術ごとのダメージレベル
ダメージ
レベル
縮毛矯正やカラーの履歴が無く、全く傷んでいない髪0
縮毛矯正
(全体にかけた場合)
+50
12〜13トーンのカラー
(ブリーチなしの限界値)
+40
合計=90

……となり、ダメージレベルの合計は90。

限りなく100に近く、切れ毛やビビリ毛になるリスクが高くなるため、縮毛矯正+カラーの同時施術はおすすめできません。

※もちろん、ブリーチ必須の15トーン以上のカラーは、ほぼ確実に100を超えてしまうため同時施術は基本的にNGです。

また、過去にカラーなどの履歴があり、施術前の段階で既にダメージが蓄積している場合も………

施術ごとのダメージレベル
ダメージ
レベル
カラー等の履歴があり、既にダメージが蓄積している髪30
縮毛矯正
(全体にかけた場合)
+50
合計=80

……となり、縮毛矯正だけで、ダメージレベルは合計で80。

ここにさらにカラーのダメージを追加してしまうと、いくら暗めのトーンを選んだとしても、ダメージレベルの合計が100に近づいてしまう。

切れ毛やビビリ毛になってしまうリスクが高くなってしまうため、やはり同時施術はできなくなります。

この辺り、担当の美容師さんに髪のダメージレベルを見極めてもらいながら、縮毛矯正+カラーが同時に可能かどうかを判断してもらうことが重要です。

縮毛矯正+カラーで明るくしたい。トーンアップできる?

答え髪への負担やダメージを考慮すると、極端なトーンアップは難しくなります。また、髪質的に明るくなりづらいケースもあるため注意が必要です。

髪への負担的に縮毛矯正+ハイトーンカラーは難しい

もともとの髪質が良く、ハリがあり、キューティクル層の重なりもいい人など、縮毛矯正やハイトーンカラーへの耐性がある場合を除き、基本的には縮毛矯正+カラーで明るめの色を入れたり、極端なトーンアップを狙っていくことは難しくなります。

というのも、縮毛矯正は、それ単体でも美容院で行うヘアメニューの中で、髪への負担やダメージが最も大きく、リスクも高い施術です。

加えて、カラーは髪を明るくすればするほど(カラーのトーンを上げるほど)比例して髪への負担やダメージも大きくなります。

当然、最大級にダメージの大きな縮毛矯正に加えて、同様にダメージの大きなハイトーンカラーを入れてしまえば、髪が両方の施術ダメージに耐えることができずに切れ毛やビビリ毛になってしまうリスクが高くなります。

そのため、もともとの髪質が良く、ハリがあり、キューティクル層の重なりもいい人など、縮毛矯正やハイトーンカラーへの耐性がある場合を除き、基本的には縮毛矯正+カラーで明るめの色を入れたり、極端なトーンアップを狙っていくことは難しくなることを、ご理解下さい。

髪が太い黒髪は髪質的に縮毛矯正+カラーで明るくなりづらい

また、いわゆる捻転毛(ねんてんもう)と呼ばれるような、1本1本の髪が太く、キューティクル層の重なりもしっかりしていて、地毛のクセが強い黒髪の場合、髪がカラー剤への耐性があることで、その髪質的に明るくしづらい場合もあります。

例えば、髪が太めの捻転毛の方の場合、10トーンの明るさを狙って、10トーン用の薬剤を塗っても、まず10トーンの明るさまでトーンアップすることはできません。

良くて7トーン程度。カラー剤への耐性が強い髪質の場合は、それ以下の暗い色味に落ち着いてしまいます。

こういった髪質の場合、ブリーチなしの限界値である14トーン用の薬剤を用いて、なんとかギリギリ10トーン程度の明るさまでトーンアップすることができますが、その場合、当然、薬剤も強くなるため髪への負担やダメージも大きくなります。

最大級にダメージの大きな縮毛矯正と重ねて施術することを考えると、使える薬剤の強さにも限界がありますし、縮毛矯正+カラーの場合、やはり明るめの色を入れたり、極端なトーンアップを狙っていくことは難しくなってしまいます。

縮毛矯正+カラーで色が入らない、染まらないのはなぜ?

答えそもそも染まりにくい髪質であることや、コーティングが強すぎる薬剤を使用していることが原因として考えられます。

髪質的にカラーが入りにくい・染まりにくい人がいる

すでにお伝えしたとおり、いわゆる捻転毛(ねんてんもう)と呼ばれるような、1本1本の髪が太く、キューティクル層の重なりもしっかりしていて、地毛のクセが強い黒髪の場合、髪がカラー剤への耐性があることで、その髪質的にカラーが入りにくい、染まりにくい場合があります。

縮毛矯正剤のコーティング力で染まりにくいこともある

また、髪質的な問題以外にも、縮毛矯正に用いる薬剤のコーティング力が強すぎるせいで、カラーが入りにくく、染まりにくい状況になってしまう場合もあります。

実際、様々なメーカーが出している縮毛矯正剤の中には、アイロンによる熱処理後、髪をもとのハリのある状態に戻す薬剤(2剤)にかなり強いコーティング力が備わっているものもあります。

これは本来、縮毛矯正後の手触りの良さや、サラツヤ感を演習するためのものですが、そのコーティング力の強さが裏目に出て、縮毛矯正後、カラーを入れる際に薬剤を弾いてしまい、カラーが入りにくく、染まりにくい状態を招いてしまうことがあります。

そのため、原則、縮毛矯正とカラーは同じ美容院で行い、縮毛矯正後にカラーを計画している旨を担当美容師にしっかりと伝えること。コーティング力の強すぎる薬剤は避けてもらうことが重要です。

縮毛矯正+カラー、その他のよくあるご質問

Q.カット+縮毛矯正+カラーの施術時間はどれくらい?

答え縮毛矯正+カラー+カットを同じ日に一度にやった場合、おおよそ3時間30分前後が施術時間の目安です。

Q.カット+縮毛矯正+カラーの料金・相場は?

答え縮毛矯正+カラー+カットを同じ日に一度にやった場合、おおよそ2万5000円前後が料金・相場の目安です。

Q.縮毛矯正+カラーの頻度はどれくらいでやるべき?

答え縮毛矯正+カラーの持続期間は、クセの強さや髪の長さによって多少前後しますが、縮毛矯正のみを考慮した場合

持続期間
縮毛矯正

あご〜鎖骨くらいまでのミディアムヘア
3〜4ヶ月程度

ミディアム以上のロングヘア
6ヶ月程度

これくらいが一つの目安となります。

ショート〜ミディアムヘア

髪の毛は1ヶ月で約1センチ程度伸びるため、ショート〜ミディアムヘアなど髪が短い方の場合は、根元部分が3〜4センチ程度伸びてくると、全体的なクセやうねりが目立つようになります。

そのため、クセの強さにもよりますが3〜4ヶ月に1回程度、定期的に縮毛矯正をかけて頂くと、髪を真っ直ぐな状態を保つことができます。

施術の目安


ミディアム以上のロングヘア

また、ミディアム以上のロングヘアの場合、髪の重みで多少落ち着くため、髪が短い方よりも周期は長くなります。

それでも、根元部分が6センチ程度伸びてくると、全体的なクセやうねりが目立つようになるため、クセの強さにもよりますが、半年に1回程度、定期的に施術をして頂くと、髪を真っ直ぐな状態を保つことができます。

施術の目安

なお、一度、縮毛矯正をかけた後は、伸びた根元部分にだけリタッチという形で定期的に縮毛矯正をかけることで、髪を真っすぐな状態に保つことができます。


Q.縮毛矯正+カラーは色落ちる・とれる?退色や持ちは?

答えもちろん狙っていく色味やトーンにもよりますが、縮毛矯正+カラーの場合、通常のカラーだけの場合と比較すると、色落ちのスピードは約1.3倍ほど早くなります。

例えば、通常のカラーで1ヶ月程度もつ色味の場合でも、縮毛矯正+カラーの場合は3週間ほど。

通常のカラーで2ヶ月程度持つ色味の場合であれば、縮毛矯正+カラーの場合、6週間ほどで色落ちしてしまう計算になります。

「でも、なんで縮毛矯正カラーは色落ちが早いの?」

縮毛矯正をかけることで髪内部に結びつくタンパク質が少なくなっていること。また、縮毛矯正時のアイロン熱処理によってキューティクルが剥がれてしまうことで、カラーが退色しやすくなってしまいます。

Q.縮毛矯正とカラーはどっちが傷む?ダメージ大きい?

答え切れ毛やビビリ毛になってしまうダメージレベルを100と仮定した場合、下記表のとおり、基本的には縮毛矯正のほうがダメージは大きくなります(※数値はあくまで参考値です)。

なお、カラーは狙っていく色味が明るくなればなるほど(トーンが上がれば上がるほど)髪への負担やダメージが大きくなり、ブリーチ必須の15トーン以上のカラーになると、縮毛矯正とほぼ同等の傷み・ダメージが生じるようになります。

施術ごとに加わるダメージ
ダメージ
レベル
縮毛矯正
(全体にかけた場合)
+50
5トーン以下のカラー
(地毛の明るさ。髪色を暗くする場合)
+10
6〜7トーンのカラー
(地毛より少し明るい)
+20
9トーンのカラー
(明るすぎず、暗すぎず)
+30
12〜13トーンのカラー
(ブリーチなしの限界値)
+40
15トーン以上のカラー
(ブリーチ必須で、かなり明るめ)
+50

Q.縮毛矯正+カラーを傷まないようにできますか?

答えどちらも美容師のスキル・経験値次第で、髪への負担やダメージを最小限に抑えることは可能です。

もちろん、大前提として、縮毛矯正もカラーも確実にダメージが発生するヘアメニューであり、ダメージをゼロにしながら両方の施術を行うことはできません。

また、すでにお伝えしているとおり、縮毛矯正は美容院で行うヘアメニューの中でも、髪への負担やダメージが最も大きく、リスクも高い施術です。

加えて、カラーもトーンを明るくするほど、比例して髪への負担やダメージも大きくなるヘアメニューです。

当然、両方の施術を同時に(重ねて)行えば、髪にはそれ相応の大きな負担・ダメージになります。

ただし、どちらの施術も美容師のスキル・経験値次第で、しっかりとクセを伸ばしつつ、狙った色味も出しながら、施術による髪への負担やダメージを最小限に抑えることは可能です。

縮毛矯正+カラー両方の施術に関して、キャリアや経験値が高く信頼できる美容師に担当してもらうことが、鉄則です。

Q.縮毛矯正後にカラーが色ムラになってしまうのはなぜ?

答え部位ごとにダメージレベルやコンディションの異なる髪に対して、塗り分けをせずに、均一にカラーを入れてしまうことで、色が入りすぎる箇所・入らない箇所の差が生まれ、色ムラの原因になってしまいます。

……というのも、縮毛矯正やカラーを定期的にかけ続けている髪は、同じ1本の髪の毛の中に、過去の施術履歴ごとに髪質やダメージレベル、コンディション面など異なる状況が生まれやすくなります。

例えば、40〜50センチほどのロングヘアで、半年に1回程度のペースで縮毛矯正やカラーをリタッチでかけ続けている髪であれば、極端な話、1本の髪の中に、6センチごと×8種類の異なるダメージレベル・コンディションの髪が混在していることになります。

また40〜50センチの髪が伸びる4年ほどの歳月の中で美容院を変更している場合は、縮毛矯正やカラーの薬剤・反応のさせ方も変わるため、同じ1本の髪の中で全く異なる状況が生まれているケースも多々あります。

当然、過去の施術履歴ごとに異なる髪質に対して、均一にカラーを入れてしまえば色ムラの原因になってしまうため、美容師はそれぞれの部位ごとに薬剤を塗り分けたり、放置時間を最適化していく必要があります。

色ムラを防ぐためにも、カウンセリング時に担当美容師に過去数年分の履歴を漏れなく正確に伝えて頂くこと。また、しっかりと髪質の違いを見極め、色ムラを防いでくれるキャリアや経験値の高い美容師にお願いすることが鉄則です。

Q.縮毛矯正+カラーを違う別の美容院でできる?

答えカラーが色ムラになってしまったり、狙った色味を出せずに失敗するリスクが高くなるため、基本的には同じ美容院で、同じ担当の美容師にお願いするのがおすすめです。

……というのも、一つ前の質問で、すでにお伝えしたとおり、担当の美容師に過去のカルテ・施術履歴を漏れなく把握してもらうことが、色ムラを防ぎ、狙った色味を出していく重要なポイントとなります。

一方で、縮毛矯正とカラーを違う美容院・違う美容師にお願いしてしまえば、過去のカルテ・施術履歴を正確に共有できないため、カラーの塗り分けも難しくなる。失敗するリスクも高くなってしまいます。

やはり、基本的には同じ美容院で、同じ担当の美容師にお願いするのがおすすめです。

Q.縮毛矯正+カラーで暗くなる、沈む(にごる)のはなぜ?

答え毛先を中心に髪にダメージが進行・蓄積されていることが主な原因です。

縮毛矯正とカラーを繰り返している髪の場合、カラーを入れた際に色が入りすぎて暗くなってしまう。いわゆるカラーが「沈む」、「にごる」といった現象が起こる場合があります。

こういったダメージが進行・蓄積している髪の場合、例えば、現状10トーン程度の髪から7トーン程度の暗さを狙って薬剤設定を行ったつもりが、色味が入りすぎて5トーン程度まで暗くなってしまうこともあるため注意が必要です。

なお反対に、縮毛矯正後にカラーを入れた際に、狙った色味よりも明るくなってしまうケースもあります。

これも、やはり毛先を中心に髪にダメージが進行・蓄積していることが主な原因です。

縮毛矯正+カラーの場合、狙った色味よりも暗くなってしまう、その逆で狙った色味よりも明るくなってしまう、両方のケースが存在するため、キャリアや経験値が高い美容師に現在の髪のダメージレベル・コンディションを見極めてもらい、適切な薬剤設定で施術を行ってもらうことが重要です。

Q.縮毛矯正+カラーをヘアマニキュアでできる?

答えヘアマニキュアは縮毛矯正との相性が悪いため、縮毛矯正+カラーをヘアマニキュアで行うのは、おすすめできません。

……というのも、薬剤で髪内部に直接働きかけて染める通常の白髪染めやおしゃれ染めとは違い、ヘアマニキュアは髪の毛を外側からコーティングしながら染める商品です。

このヘアマニキュアによって作られるコーティングは、縮毛矯正の薬剤に対する耐性が無く、ヘアマニキュア→縮毛矯正の順で施術をすると髪を柔らかくする1剤を塗っている時点で、ヘアマニキュアの色味・色素は、ほぼ全て落ちてしまうため注意が必要です。

また、反対に縮毛矯正後→ヘアマニキュアの順だと色味が落ちることはありませんが、ヘアマニキュアのコーティング力が裏目に出て、本来、時間の経過とともに揮発していく縮毛矯正の薬剤(アルカリ)が髪内部に残留しやすく、長い目で見て髪を傷めてしまう可能性があります。

髪の表面がコーティングされ、一見するとサラツヤ感が出るヘアメニューではありますが、ヘアマニキュアに限らず、縮毛矯正後の髪を過度なコーティングで覆ってしまうことは基本的にNG。

まったくおすすめできる組み合わせではないため、注意が必要です。

Q.縮毛矯正+カラーバターはできる?

答えカラーバターは縮毛矯正との相性が悪いため、縮毛矯正+カラーをカラーバターで行うのは、おすすめできません。

……というのも、ヘアマニキュア同様に、薬剤で髪内部に直接働きかけて染める通常の白髪染めやおしゃれ染めとは違い、カラーバターも髪の毛を外側からコーティングしながら染める商品です。

このカラーバターによって作られるコーティングも、縮毛矯正の薬剤に対する耐性が無く、カラーバター→縮毛矯正の順で施術をすると髪を柔らかくする1剤を塗っている時点で、カラーバターの色味・色素は、ほぼ全て落ちてしまいます。

特にカラーバターはヘアマニキュア以上に表面的な色味をつけるカラー剤なため、ヘアマニキュア以上に色落ちしやすく、注意が必要です。

また、反対に縮毛矯正後→カラーバターの順だと色味が落ちることはありませんが、やはりカラーバターのコーティング力が裏目に出て、本来、時間の経過とともに揮発していく縮毛矯正の薬剤(アルカリ)が髪内部に残留しやすく、長い目で見て髪を傷めてしまう可能性があります。

カラーバターに限らず、縮毛矯正後の髪を過度なコーティングで覆ってしまうことは基本的にNG。

まったくおすすめできる組み合わせではないため、注意が必要です。

Q.縮毛矯正+ヘナカラーはできる?

答えヘナカラーは縮毛矯正との相性が悪いため、縮毛矯正+カラーをヘナカラーで行うのは、おすすめできません。

……というのも、ヘアマニキュア、カラーバター同様に、薬剤で髪内部に直接働きかけて染める通常の白髪染めやおしゃれ染めとは違い、ヘナカラーも髪の毛を外側からコーティングしながら染める商品です。

このヘナカラーによって作られるコーティングも、縮毛矯正の薬剤に対する耐性が無く、ヘナカラー→縮毛矯正の順で施術をすると髪を柔らかくする1剤を塗っている時点で、ヘナカラーの色味・色素は、ほぼ全て落ちてしまいます。

加えて、ヘナカラーの薬剤によっては、ヘナカラー後に縮毛矯正剤を重ねて塗ることで、緑やオレンジなど意図しない変な発色をしてしまうケースもあるため、特に注意が必要です。

また、反対に縮毛矯正後→ヘナカラーの順だと色味が落ちることはありませんが、やはりヘナカラーのコーティング力が裏目に出て、本来、時間の経過とともに揮発していく縮毛矯正の薬剤(アルカリ)が髪内部に残留しやすく、長い目で見て髪を傷めてしまう可能性があります。

また、ヘナカラーは通常のおしゃれ染めとは違い、施術後に一種独特のごわついた手触りが残るカラー剤です。

このごわつきが縮毛矯正と組み合わさると、特に細いロングヘアの方などは、指通りがかなり悪くなってしまい、操作性も極端に落ちてしまうため特に注意が必要です。

Q.縮毛矯正+カラートリートメントはできる?

答えいわゆる白髪染めとしても用いられるカラートリートメントですが、縮毛矯正との相性が悪いため、縮毛矯正とカラートリートメントを合わせて使うことは、おすすめできません。

……というのも、ヘアマニキュア、カラーバター、ヘナカラー同様に、薬剤で髪内部に直接働きかけて染める通常の白髪染めやおしゃれ染めとは違い、カラートリートメントも髪の毛を外側からコーティングしながら染める商品です。

このカラートリートメントによって作られるコーティングも、縮毛矯正の薬剤に対する耐性が無く、カラートリートメント→縮毛矯正の順で施術をすると髪を柔らかくする1剤を塗っている時点で、カラートリートメントの色味・色素は、ほぼ全て落ちてしまいます。

また、反対に縮毛矯正後→カラートリートメントの順だと色味が落ちることはありませんが、やはりカラートリートメントのコーティング力が裏目に出て、本来、時間の経過とともに揮発していく縮毛矯正の薬剤(アルカリ)が髪内部に残留しやすく、長い目で見て髪を傷めてしまう可能性があります。

カラートリートメントに限らず、縮毛矯正後の髪を過度なコーティングで覆ってしまうことは基本的にNG。

まったくおすすめできる組み合わせではないため、注意が必要です。

Q.縮毛矯正+カラーで白髪染めはできる?

答え基本的には、通常の縮毛矯正+カラーと同じ考え方で、髪が両方の施術に耐えることのできる状態であれば、縮毛矯正+白髪染めのヘアメニューを行うことができます。

ただし、白髪染めは、白髪に対して色素をしっかりと入れるため、通常のおしゃれ染めと比較して薬剤(アルカリ)も強め、かつ、施術の頻度も多くなるため、髪への負担やダメージも大きくなりがちです。

通常の縮毛矯正+カラーよりも、縮毛矯正+白髪染めのほうが、切れ毛やビビリ毛になるリスクは若干高くなりますし、施術にあたり、デリケートな作業の連続が求められるヘアメニューでもあるため、注意が必要です。

Q.縮毛矯正+カラーで黒染めはできる?

答え基本的には、通常の縮毛矯正+カラーと同じ考え方で、髪が両方の施術に耐えることのできる状態であれば、縮毛矯正+黒染めのヘアメニューを行うことができます。

ただし、先に黒染め→後に縮毛矯正という順序でやってしまうと、縮毛矯正の薬剤で先に入れた黒染めが色落ちしてしまう可能性があるので、必ず縮毛矯正→黒染めの順で施術を行うようにして下さい。

また、通常の黒染めであれば、髪への負担やダメージは普通のおしゃれ染めと変わりませんが、年齢層が高めの美容院では、ヘアメニューは黒染めと言いつつ、薬剤としての力が強い白髪染めを黒染めの代わりに用いるケースもあるため注意が必要です。

Q.縮毛矯正+カラーでハイライトやメッシュはできる?

答え基本的には、通常の縮毛矯正+カラーと同じ考え方で、髪が両方の施術に耐えることのできる状態であれば、縮毛矯正+カラーでハイライトやメッシュを入れていくことができます。

ただし、カラーは明るさ(トーン)を明るくすればするほど、比例して髪への負担やダメージも大きくなるヘアメニューであることには変わりありません。

もともとの髪質が良く、ハリがあり、キューティクル層の重なりもいい人など、縮毛矯正やハイトーンカラーへの耐性がある場合を除き、ブリーチほどの明るさや際立たせたハイライトやメッシュは入れることはできないということ。

通常のおしゃれ染め(ファッションカラー)で出せる明るさや、ブリーチほどの強さは無いライトナーといった薬剤を用いて、ダメージやリスクを抑えつつ、ハイライトやメッシュを入れていくやり方がおすすめです。

Q.縮毛矯正+カラー+デジタルパーマは同時にできる?

答え縮毛矯正+カラー+デジタルパーマは絶対にNGです。

根元から中間部分には縮毛矯正をかけ、毛先にはパーマをかける、いわゆるストカールやストデジ(ストレート+デジタルパーマ)と呼ばれるようなヘアメニューは、本来であれば重ねて施術がNGの縮毛矯正とパーマをギリギリの部分で組み合わせて行う施術です。

リスクが高く、髪への負担も大きい。縮毛矯正+デジタルパーマの組み合わせだけでも、髪がチリチリのビビリ毛になってしまう可能性がかなり高い施術です。

当然、そこにカラーを重ねて、縮毛矯正+カラー+デジタルパーマをやってしまえば、髪は、ほぼ確実にビビリ毛になってしまうため絶対にNG。

また、いわゆるストカールやストデジは一度かけて、施術後に髪が伸びてきても、既に縮毛矯正をかけた部分にパーマはかけられないため、繰り返し行うこともできない。継続性も無いヘアメニューです。

カラーを抜きにしても、ストカールやストデジ自体、あまりおすすめできるヘアメニューではないことを、ご理解下さい。

Q.市販・セルフで縮毛矯正+カラーを自分の自宅でできる?

答え市販の縮毛矯正剤やカラー剤を使って、縮毛矯正+カラーを行うことは絶対にNGです。

美容院での縮毛矯正やヘアカラーは、お客様の髪質やダメージレベルを見極め、様々な薬剤の中から濃度や強さ、放置時間、塗り分けなど、細かく調整して施術を行うため、髪への負担やダメージを最小限に抑えることができます。

一方で、市販の縮毛矯正剤やカラー剤は、使用者の髪質を選ばず、しっかりクセを伸ばすことや、しっかりと色味を入れることが優先されるため、かなり強い薬剤が使われていること。

また、自分自身の髪質に合わせて薬剤の強さや濃度を調整したり、細かい塗り分けをすることは難しく、髪への負担やダメージは最大級に大きくなります。

加えて、縮毛矯正やカラーはキャリアがあって経験値の高いプロの美容師であっても、デリケートな作業が求められる施術です。

当然、それだけ難易度やリスクも高いヘアメニューを一般のお客さんが市販の薬剤を購入してセルフで行うのは、美容師からするとあり得ないやり方。

どちらか一方、あるいはその両方をセルフで行った場合、薬剤の過剰反応で髪が溶けてしまったり、チリチリのビビリ毛になってしまうリスクが高く、取り返しのつかないダメージが残る可能性も高くなるため注意が必要です。

Q.縮毛矯正+カラー+エクステを同時にできる?

答え髪への負担を考慮して、編み込みタイプやケラチン樹脂などで接続していくタイプは、縮毛矯正+カラーから1週間ほどあけて頂くこと。

やむを得ず同日にやりたい場合は髪への負担が少ないシールタイプのエクステを利用するようにして下さい。

……というのも、ヘアメニューの中でも最大級にダメージの大きな縮毛矯正とヘアカラーをやった後すぐに、編み込みタイプのエクステや、特殊なケラチン樹脂などで接続していくタイプのエクステをつけてしまえば、地毛に対してかなりの負担がかかってしまいます。

そのため、もし、編み込みタイプやケラチン樹脂で接続していくタイプのエクステをやる場合は、縮毛矯正+カラーから最低1週間ほどの間隔をあけて頂くことがおすすめです。

あるいは、やむを得ず同日にエクステをつけたい場合は、髪の毛に対する負担を最小限に抑えることができるシールタイプのエクステを利用するようにして下さい。

Q.縮毛矯正+カラー後のお風呂、シャンプーはいつから?

答え縮毛矯正やカラー直後のシャンプーに関しては

施術当日の夜は、
シャンプーも、すすぎもしない。
可能な限り、翌日以降に髪を洗う。

……というやり方がおすすめです。

なお、最近では薬剤も改良が進み、また美容師自体の技術も向上しているため、髪質によっては施術当日の夜にシャンプーしても、縮毛矯正やカラーが取れずに効果が持続する場合もあります。

ただし、やはり髪質によっては当日のシャンプーで縮毛矯正やカラーが取れてしまう可能性もゼロではないため、念のため、施術当日の夜は、シャンプーも、すすぎもしないこと。

可能な限り、翌日以降に髪を洗う、というやり方がおすすめです。

Q.縮毛矯正+カラー後のヘアケア、トリートメントは?

答え縮毛矯正+カラー後のケアは、高品質なシャンプー・トリートメントを使うことが非常に重要です。

下記の記事の中で、髪のプロが普段から愛用している高品質なシャンプーを紹介しています。参考にしてみて下さい。

monohair2
美容師300人に愛用シャンプーを聞いてプロが選ぶ本当のおすすめ人気ランキングを調べてみた
…もっと読む

Q.縮毛矯正+カラーで失敗。チリチリのビビリ毛対策は?

答え下記の記事で失敗後の対策について詳しく紹介しています。ぜひ、参考にしてみて下さい。

monohair2
【縮毛矯正で失敗】5つの対処法。ビビリ毛やくせ残り、ツンツン対策
…もっと読む

Q.縮毛矯正+カラーは、はげる原因になりますか?

答え縮毛矯正やカラーが直接的な原因となって、はげてしまう、というのは可能性としてあまり考えられません。

むしろ、髪の毛はカラーや縮毛矯正といったヘアメニューよりも、年齢的・遺伝的な要素によって量が少なくなったり、細くなってしまうものだと、ご理解下さい。

なお、下記の「知らなきゃマズい。縮毛矯正とストレートパーマの基礎と絶対にダメな事」という記事の中で、

縮毛矯正の基礎知識や絶対にやってはダメなことを詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

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知らなきゃマズい。縮毛矯正とストレートパーマの基礎と絶対にダメな事
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2018-08-23 | Posted in 縮毛矯正Comments Closed 

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