デジタルパーマの切り抜き見せたのに、なぜかコールドパーマにされてしまいました。
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先日、人生初パーマに。全体的にふんわりしたショートボブのヘアカタログの切り抜きを見せて(切り抜きの説明にはデジタルパーマ使用と記載)、美容師さんにリクエスト。でも、なぜか頭全体に細かいロッドを巻かれ、デジタルパーマではなく普通のコールドパーマにされてしまいました。「ちゃんとスタイリングしたらふんわりパーマになりますよ」と言われましたが、グリングリンでバサバサのカールにしかなりません。アドバイスお願いします。 |
キャリア16年の
美容師があなたの
髪の疑問や悩みに
本音で答えます。
宇野 和弘|Kazuhiro Uno
回答者プロフィール:
表参道、渋谷の有名美容室4店舗を経験。キャリア16年。毛髪、薬剤知識が豊富。特にカラーリング、縮毛矯正技術に自信があります。丁寧なカウンセリングをベースにしたカットによるスタイル作り、ヘアケアの両面からアプローチを行うサロンワークで30〜40代の美意識の高い大人の女性から評価を頂いています。
狙ったスタイルを作っていくうえで、お客様に応じて様々なアプローチが存在することを、ご理解下さい。ただし、この前提があったとしても今回のケースはパーマとしてはかなり失敗してしまっていると思います。全体のパーマかけ直し以外にも、部分的にストレートパーマをあててもらうことで、パーマをゆるめる、といった対策もあります。参考にしてみて下さい。 |
ヘアカタログにデジパと記載されていても…。
「(切り抜きの説明にはデジタルパーマ使用と記載)、美容師さんにリクエスト。でも、なぜか頭全体に細かいロッドを巻かれ、デジタルパーマではなく普通のコールドパーマにされてしまいました」とのことですが、この行為自体は決して間違っているわけではありません。
たとえヘアカタログにデジタルパーマと記載されていても、お客様の髪質と狙っていくスタイルに応じて
・デジタルパーマより普通のコールドパーマのほうが良い |
という判断を美容師がすることはあります。ヘアカタログに記載されている方法というのは、あくまでモデルさんの髪質を加味したうえでの施術方法です。狙ったスタイルを作っていくうえで、お客様に応じて様々なアプローチが存在することを、ご理解下さい(もしかすると、担当してくれた美容師さんもそういう意図があって、あえてコールドパーマをチョイスしたのかもしれません)。
部分的にストパーをあててゆるめる施術も可。
ただし、この前提があったとしても「グリングリンでバサバサのカールにしかなりません…」というのは、正直に言ってしまえばパーマとしてはかなり失敗してしまっていると思います。バサバサになってしまっているというのも気になります。
「『ちゃんとスタイリングしたらふんわりパーマになりますよ』と言われましたが…」という点に関しては、美容師さんが本当にそう思って言った場合も考えられますし、その場しのぎで言ってしまった可能性も考えられます。
この点に関しては、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、、やはり美容院にお願いしたパーマの仕上がりに納得がいかない場合は、遠慮せずにかけ直しをお願いするのがオススメです。全体のパーマかけ直し以外にも、部分的にストレートパーマをあててもらうことで、パーマをゆるめる、といった対策もあります。
なお、今回のケースは初めてのパーマで、しかもコールドパーマをしているため、もしかすると3、4日が経過してパーマが良い意味でダレてくる可能性も考えられます。数日は様子を見てから新しい施術に踏み切る、というのも有効な手です。参考にしてみて下さい。
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